アディダスの定番スニーカー スーパースター82
アディダスの名作スーパースター
アディダスといえば、あるときからスタンスミスが異常なブームになり、どこに行っても買えなかったことがありました。
スタンスミスはそれまでも定番スニーカーだったのですが、あれをきっかけにしてアディダスのスニーカーを履いた方も多かったかもしれません。
スタンスミスと並ぶもう一つの定番がスーパースターです。
しかし、今はスーパースターといっても様々なモデルがありすぎて、どれを選べば良いのかわからなくなってしまいます。あと、合皮・本革といったこともありますね。
そんんな中で、今回紹介するのがスーパースター82というモデルです。
普通のスーパースターと何が違うのかと言われると、かなり違います!
一般的なスーパースターに比べて、1万円くらい高いのですが、絶対にこちらがおすすめです。
以下でその理由を説明していきます。
1 ビンテージ感と外観
スーパースターの歴史やカルチャーは他のブログなどで紹介されているので、ここではスーパースター82の特徴を中心に書いていきます。
まず、全体像を見たときに気づくことは、そのビンテージ感。
ソールがホワイトというよりも、クリームやオフホワイトのような、若干くすんだ色使いになっています(アディダスの商品名はクラウドホワイトだったはずです)。
82に比べると、一般的なスーパースターは真っ白であまりビンテージ感がありません。
これはどのスニーカーにもいえますが、わずかなくすみ感があることで、どのようなファッションにも対応しやすくなります。もちろん、真っ白なスニーカーも履き込んでいくと少しずつ色が変化し、こなれていくことは確かです。ただ、最初からビンテージ加工があると、履き込み後の変化も上品になっていきます。
あまりビンテージ感に興味がないという方も、ぜひデニムやチノに合わせてみるとよいと思います。ほどよく馴染んで見えます。
また、ノーマルのスーパースターはシュータンが金ベロ仕様になっています。金ベロは僕の周辺だと好き嫌いが分かれるところです。これこそがスーパースター!という人もいれば、今の時代だと悪目立ちするような…という人もいます。ここは要注意ですね。
実は僕もスーパースターは金ベロが少し苦手だったりします。
2 レザーの素材(要注意)
いっとき、アディダスはスタンスミスを合皮にした時期もありました。
ですが、今はスタンスミスも本皮のモデルが販売されており、アディダスも再びリアルレザーに戻ってきたような雰囲気があります。
その中で、スーパースター82に使われている皮は、かなり肉厚です。
皮に厚みがあるので、シューレースを絞ったときのシワの入り方がリアルです。
また、要注意なのですが、カラーによって皮の種類が異なります!
僕はホワイト×グリーンとホワイト×ブラックの2つを持っていますが、皮が全く異なります。
ホワイト×ブラックには、フルグレインレザーというシボ感や凹凸感がはっきりと表現されたグレードの高い皮が使用されています。一方で、ホワイト×グリーンには一般的なスムースレザーが使われています。
個人的には、ホワイト×ブラックのフルグレインレザーは大好きなのですが、近くで見ると少しワイルドな印象があります。ここは多少好みが分かれるところだと思うので、店頭で見て購入を考えたほうがよいかもしれません(嫌いな人は殆どいないと思いますが)。
カラーはホワイト×グリーンの方が好みなのですが、皮の高級感もあってよく履くのはホワイト×ブラックになっています。
3 サイズ感と履き心地
僕のサイズ感は、ジャックパーセルで25.5~26cm、エアフォースワンで26cm、ジョーダン1で26.5cm、ダンクは26~26.5cm、エアマックス97は27cm、アディダスはすべて26.5cmです。足の形は細めで甲が低くなっています。
スーパースターはアッパーにシェルがあるので、ボリューム感があるように見えますが、実際に履いてみると意外と細身です。
(黒の方は買って一年くらいですが、酷使しすぎてちょっと汚いです…)
個人的にはアディダスを普段履いている方は、同じサイズで問題ないように思います。
ただ、なんとなくですが、カントリーやサンバのような見るからに細身のモデルよりは、少しだけ幅広のような気がします。
履き始めはかなり皮が硬く、少し窮屈に感じるかもしれません。が、数回履いているうちに少しずつ皮も伸び、履きやすくなっていくので問題ありません。
また、履き心地は特別よくも悪くもありません。さすがに2万円近いスニーカーなので、ソールもしっかりしています。
じゃあ2万円のスニーカーだし、履き心地もいいんだろうと思って買うと、ちょっと後悔すると思います。ハイテクスニーカーではないので、やっぱり「それなり」の履き心地です。
ソールの感じは、かなり硬め。ボリュームがあって硬いので、最初はソールの後ろを少し擦ってしまうことがありました。ガゼルやキャンパス、サンバといった明らかにソールが薄そうなスニーカーに比べると、足全体がしっかり包まれている感じはあります。
ちなみに、オールレザーですが、トゥが邪魔をしているのか、あまり通気性はよくないかも…
↓ホワイト×グリーン
価格:18700円 |
【ADIDAS】 アディダス SUPERSTAR 82 スーパースター 82 GY7037 CWHT/CBLK/OWHT 価格:18700円 |
↑ホワイト×ブラック
唯一の欠点
唯一の欠点です。シューレースがとにかく扱いにくいんです笑
おそらく当時のポリエステルのシューレースを再現しているのかもしれませんが、手触りもザラザラしていますし、変な癖もつきやすいです。
せっかくシューレースを結んだのに、癖がついてねじれてしまうと嫌ですよね。
あと、色はよく合っているのですが、とにかく素材感の好き嫌いがかなり出てしまうシューレースです。個人的にはコットンの方が好きなので、すぐに変えてしまいました。
シューレースのおすすめは、定番のNODCのシューレースです。安価にもかかわらず、上質で重厚なコットンが使用されており、スニーカーによく馴染みます。
ぼくはいつもセイルを買っています。人によってはビンテージクリームも好みかもしれません。
また、まだ試していませんが、ビンテージコットンシューレースもあるようですね。こちらもおすすめできると思います。
長さは26.5cmだと120で十分です。それ以上長いと余ってしまうような気がします。
価格:790円 |
↑ノーマルのコットンシューレース
↓ビンテージコットンシューレース
価格:890円 |
他のアディダスのスニーカーについてはこちら↓
gororo2nyangororo.hatenablog.com
gororo2nyangororo.hatenablog.com