驚愕の根詰まり!スイートバジルの株分けに挑戦してみましたの巻き。
元気のないバジル…鉢のフチに異変!!
10月中旬、なかなか寒い日も増えてきました。スイートバジルさんの元気がなくなってきました。バジルは日本の冬の寒さは乗り越えられないそうなので、もう季節的にお別れが近いんだとゴロロは思ってたのですが。
ニャンさんがスイートバジルの鉢の異変に気付きました。
なんと根が鉢のフチにギッシリ!!土と鉢の間に、壁のようになってるではありませんか!
いいい、いつの間に?!どういうこと?!
まさか…。これは…。
これは…。
根詰まりというやつでは?!
しかも、わりと詰まってまっせ!_(:3 」∠)_
8月下旬に苗を購入し、このグレーの鉢に植え替えたんですよ。わずか2ヶ月ほどの間にこんなに根が回ってたなんて…。
うーん。
バジルのシーズンはもう終わりが近い…。
もう全部収穫して、グッバイするのもアリ…。
でも、南国では本来は多年草のバジル…寒いからって一年草扱いするのも可哀想な気が…_(:3 」∠)_
バジルさん、救出作戦開始!!
まさかのバジルの株分け始まるよ!
根詰まりしたバジルの株分けについて、ググったりハーブの本をみても、方法が載ってなくて困りました_(:3 」∠)_もう全部収穫しちゃって、来年は来年で新しい苗を買うのが合理的ですもんね…。分かってはおるんですよ…。
とりあえず、手持ちのハーブの本にオレガノの株分けの仕方が載っていたので、それを参考にスイートバジルの株分けに挑戦することにしました!わたしたちベランダ菜園初心者、はじめての株分けです♡怖ええ。
まずは、鉢から取り出しましょう!
が、めっちゃ硬い!!びくともしません。鉢の内側をぐるりと壁のようになった根がくっついちゃってるみたいです。
そこで、隙間を開けるように、木製のマドラーで少しずつ根をほぐしていきました。ちなみに、本には園芸用のナイフとありましたが我が家にそんなものないので、木製のマドラー(100均の30本入り110円)を使用しました_(:3 」∠)_
ふー、なんとか取り出せました。マドラー、折れずに頑張ってくれました。
うおお、かなり根が回っています。
軽石を飲み込んじゃってますね。
ふー、軽石と古い土を落としました。なかなか大変です。
さて、次はついに株を分ける段階です。が、大量の根が絡み合って分けることなど全然できません。
本にはハサミで少しづつ切って株を分けるとあります。ええー?!ハサミですかい?!わたしたちは初心者…おっかなびっくりハサミで切り分けました。
なかなか初心者には技術的にも心理的にもハードな作業で、写真を撮るどころではありませんでした_(:3 」∠)_最初は緊張で慎重に切ってましたが、だんだん気持ちが慣れてきて、なんとか株を分けることができました。パチパチパチ!
パッカーン!
二つの鉢に植えるために、二つに分けました!
ついでに、長すぎる根も少しカットすることにしました。んー、太い根は切ったらヤバそうなので、細い根を切りましたよ。
株分け無事に終了!新天地(新しい鉢)へ。
なかなかの大手術(初めて)でしたが、なんとかなったみたいです。
バジルさんは水挿しでもすぐに発根する強い子…その生命力を信じます…。
株分けから1週間ほどたちましたが、枯れたりせずに今のところ大丈夫そうです!
バジルさんの元気がなかったのは根詰まりに加えて寒さのせいもあったと思うので、暖かいお昼だけベランダに出して、冷え込む夜は室内に入れてあげてます。なんとか越冬させたい!笑
今回のバジル騒動で「株分け」を習得したニャンとゴロロであるが、次はセラミスのテーブルヤシにトラブルが起き、またもや株分けをすることになるのだった…。
まさかの事態。近々、記事にまとめたいと思います笑
ゴロロ
食パン消費!1斤分ぜんぶフレンチトーストにして、冷凍してみたの巻き。
パサパサになった古い食パン
賞味期限が切れちゃった食パン…もったいないしなんとか食べられないかしら?ʕʘ‿ʘʔ
Yahooさんの知恵袋によると、工場で作られる食パンは未開封でカビが生えてないなら大丈夫だそう。
よし!未開封だし、カビも生えてなさそう!直射日光の当たらない涼しい場所に保管してたしね!あくまで自己責任で食べてみることにしました!
うわあ…5日も過ぎてます…。
開封してみると、予想通りパッサパサです_(:3 」∠)_普通に食べるのは不味そうです。
よっしゃ!フレンチトーストにするぜえええ!!
美味しいフレンチトーストを作ろう!
材料
- 古い食パン1斤
- 卵4個
- 牛乳400ミリほど(目分量)
- 砂糖大さじ3
- バター適量
- 冷凍するためのフリーザーバッグ
※わたくし好みに“卵多め、牛乳少なめ、卵液につける時間短め”でお送りしますʕʘ‿ʘʔまた、性格を反映した大変おおざっぱな作り方ですのでご了承ください笑
①まずは食パンをカット!キッチンバサミで切りました。ドイツメーカーのよく切れるハサミです。Amazonで1000円弱でしたよん。
Henckels ヘンケルス 「 ケルン 料理ばさみ 」 キッチンハサミ 【日本正規販売品】 11515-001 https://www.amazon.co.jp/dp/B000X1YC7S/ref=cm_sw_r_cp_api_i_LSNKFb1GHYWQD
②バター以外の材料を全部混ぜこみ卵液を作って、そこに切ったパンを浸します。私は10分ぐらい浸してましたが、時間はお好みで。
1斤分なので、上の写真×3回やりました。笑
③フライパンで焼きます!!IHなのでちょっと火加減に戸惑いましたが、うちのIHの場合は、蓋をして160度で3分、さらに170度で4分ほど。
良い感じに焦げ目がついたら、フライパンの出番!ひっくり返して、反対側も同じように蓋をして焼きます。
じゅうじゅう!
さて、フレンチトースト完成です!
うおおお!うまそーー!
蜂蜜をかけていただきます✌︎('ω'✌︎ )
わお!美味Cね!古い食パンが見事に蘇りました!
パッサパサが嘘みたいに、普通に美味しいフレンチトーストです。
ちなみに、蜂蜜はベトナム産ライチはちみつ!Amazonで見つけて、ベトナム産ってことで買ってみました。
ライチ蜂蜜、めっちゃ華やかな香りです。もともと蜂蜜をお湯で割って飲むのが好きなんですけど、この蜂蜜をお湯割りにするととても上品な香りで癒されます。やはり南国の風味を感じるような気がします。ちなみに、Amazonで見つけるまで存在を知りませんでした笑
残りは冷凍庫へ
さすがに1斤まるごと食べ切れないので、残りは冷凍します。冷まして、フリーザーバッグに入れて冷凍庫へGO。
なんて雑な詰め方だ…解凍するとき大変そう笑
元々賞味期限が切れてるし、早めに食べ切った方が良いでしょうね。1週間ぐらいは大丈夫だといいなあ。自己責任で食べてみます✌︎('ω'✌︎ )
ゴロロ
A.P.C vs Japan Blue Jeans―細身のモデルを比較 (Petit New StandardとCircleテーパード)
A.P.C とJapan Blue Jeans (ジャパンブルージーンズ)を比較します
1. A.P.C.とJapan Blue Jeans (ジャパンブルージーンズ)
細身のジーンズを探すとき、A.P.C.がやはり筆頭に来ると思います。特に、Petit New Standardはテーパードが強くかかった細身のシルエットで、抜群で色落ちも楽しめるジーンズです (まぁ、本格的な色落ちはレプリカの方に任せて…)。
細身のジーンズといえば、ヨーロッパのブランドが得意なイメージですが、今回は日本のJapan Blue Jeans (以下JBJ) を取り上げてみました。このブランドは、名前の通り、日本のデニムブランドです。桃太郎ジーンズと親会社が同じですが、ヨーロッパ向けのジャパンデニムラインとして出荷されていたようです。JBJは桃太郎ジーンズの系列ですが、レプリカ系のモデルに近いかというと、そんなことはありません。オンスの幅も広く、シルエットもかなり豊富です。そんな中から、今回はCircleというシリーズのテーパードモデルを取り上げます。
今回はこの2つのブランドの細身のデニムについて、比較していきます。最初はA.P.C.から。
2. A. P. C. のPetie New StandardとPetit Standard
A.P.C.には2つの細身のシルエットが用意されています。Petit New Standard (プチ・ニュー・スタンダード) とPetit Standard (プチ・スタンダード)です。詳細は後述しますが、両方とも素晴らしいモデルです。
僕はPetit New StandardもPetit Standardも両方履いています。Petit Standardの方はもう3年くらい履き続けているので、まあまあな色落ちになってきました。Petit New Standardの方はまだ1年と数ヶ月くらいなので、色落ちはまだまだ控えめ。ある意味で、中途半端な一番ダサい時期にあります。
Petit Standardはかなり色落ちしています。だいたい3年くらい履いています。最初の年は週6で履いていました。
Petit New Standard はまだ2年いかないくらいです。着用頻度もそんなに高くありません。多分、週1くらいです。それでも、少しずつアタリはついてきています。
両モデルとも、この手のブランドにしてはヘビーオンスの14オンスのデニム生地を使いながらも、デニムの内側は柔らかく、太ももが擦れることもありません。何よりもシルエットが完璧です。Petit New Standardは、太ももから細くなるテーパードシルエット。Petit Standardは、裾がややフレアなスリムストレートシルエット。
両者ともに良さはあるのですが、色落ちでいうなら、Petit Standardをおすすめします。というのも、Petit Standardは太ももをややキツめで合わせても、裾幅の締め付けがゆるいため、サイズをシビアに絞っていくことができるからです。
デニムの色落ちで一番のポイントは、太ももと膝裏です。そこをしっかり落とすことができるのは、スリムストレートのPetit Standardならでは。シルエットもややクラシカルな印象なので、変に高級感がなく、身近な雰囲気でもあります。
Petit Standardはこのように太ももがかなり白っぽく色落ちしています。
一方で、Petit New Standardを太ももで合わせると、どうしても裾幅と合わなくなってしまいます。太ももをジャストで合わせると、ふくらはぎの血流が止まります。なので、裾幅ベースで合わせていくことになり、結果的に太もものサイズ感はやや余裕があるくらいになります。太ももも裾もピタピタに合わせて、スキニーのように履くこともできるのですが、そうするとPetit New Standardの上品な印象が薄れてしまうなあ、と個人的には思っています。実際に、僕は太ももで合わせると26なのですが、裾幅で合わせると27になります。試着して遠目から見ると、やっぱり27の方が洗練されて見える気がして、結局27を買いました。
また、太もものサイズ感がゆるいと、やはり色落ちが控えめになります。一番目につく太ももの色落ちが遅いので、デニムのブルーを長く楽しむことができ、上品な印象が長く続きます。
僕はPetit Standardはバキバキに色落ちさせ、Petit New Standardは定期的にウォッシュをかけることで全体的に青い状態をキープさせています。カジュアルなコーデのときはPetit Standardがよく合いますし、ジャケットなどを羽織るときは濃紺でスキニーに近いPetit New Standardというふうに使い分けています。両方とも持っておくと便利です。
それから一番気をつけるべきは、ウエストではないかと思います。Petit Standardはかなり股上が浅いです。特に、日常的にテーパードやストレートのデニムを履いている人からすると、落ち着かないくらいのウエストの浅さだと思います。Petit New Standardもそこまで深い方ではないのですが、相対的に深く感じます。ウエストの落ち着きで考えると、Petit New Standardかなあという気がします。
両方ともクオリティが非常に高いうえに、いつでも買えるという点で一本あると便利なジーンズです。値段も2万ちょっととギリギリ許容範囲。
アーペーセー/A.P.C. パンツ アパレル メンズ PETIT STANDARD/プチスタンダード デニムパンツ INDIGO M09002-CODBS-IAI 2023年秋冬 価格:22000円 |
APC A.P.C. アーペーセー CODBS M09047 PETIT NEW STANDARD プチニュースタンダード ハイウエスト デニム ジーンズ 赤ミミ IAI/INDIGO メンズ 価格:21790円 |
3. Japan Blue Jeansのテーパードモデル
Japan Blue Jeans (以下JBJ) は、もともと桃太郎ジーンズを作っているJapan Blueという岡山の企業が新しく始めたブランドです。最近はかなり知名度も上がってきました。
このブランドは、シルエットと生地の種類がかなり多いです。また頻繁にカタログも変わるので、フォローするのがちょっと大変。
基本的なシルエットは、クラシックストレート、ストレート、ハイテーパード、テーパード、スキニー、バゲットの6種で、左から右にかけて細くなっていきます。ハイテーパードとバゲットは数が少なめです。また、テーパードの一種でプレップというモデルもあるのですが、股下が短めのプレップスタイルに合わせやすいモデルです。基本はクラシックストレート、ストレート、テーパード、スキニーの展開が多い印象です。
また、デニム生地は、10オンス前後の軽めの生地から16オンスを超えるモンスターと呼ばれる生地まで、かなり豊富に取り揃えています。最近は環境に配慮した生地などを使っているようですね。この辺はNudie Jeansなどとも被る面もあり、やはりヨーロッパ市場もかなり意識しているんだなあ、と思わされますね。それにしても、バナナのデニムってどんな感じなんだろう…… (バナナを生地に使うプロダクトは実際にあるみたいです↓参照)
gororo2nyangororo.hatenablog.com
シルエットに戻りますが、ここでは細身デニムの話をしているので、細身のテーパードとスキニーにいきましょう。
結論からいうと、買ったモデルはCircle テーパードの直営店限定モデル。これはテーパードの感じがもうジャストフィットでした。体型に完璧にフィットしました。
まずは試着した感想から。まず最初にスキニー (circleの14.8オンス・直営店モデル)を履いてみました。スキニーはクラシックなスキニーで、テーパードがきつくないストンと落ちるスキニーでした。太ももの締めつけ感がある割に、裾幅の締め付けはそこまでキツくない印象です。ジャストサイズで履くと、ウエストと太ももの締めつけ感はかなりある割に、ふくらはぎの締め付けはあまり感じません。Petit Standardをそのままサイズダウンしたような印象です。Levisの606にも近い感じですね。スキニーもとても良いモデルだったのですが、ウエストの締めつけ感が若干気になって購入には至りませんでした。JBJは最小ウエストが28インチなのですが、それでもやや細かったです。
それで、あまり期待していなかったテーパード (circleの14オンスの弱テンションセルビッジ・直営店モデル)を履いてみると、もう完全にジャストフィットです。ほどほどに余裕のある太ももとほどほどの締めつけ感のある裾幅で、即購入を決めました。
ただ、若干気になった (今も少し気になる) ところがウエストとヒップのゆとりでしょうか。前述しましたが、JBJはウエストサイズが28インチからなので、テーパードだと最小サイズでもウエストがややゆるめでした。それと同時に、ヒップも少し余裕がある感じです。今は生地にハリがあるので特に問題はありませんが、洗濯を繰り返して少しずつ生地が柔らかくなってくると、ヒップの緩みは少し気になってくるかも、と思います。ですが、それを差し引いても完璧なシルエットでした。お値段も16000円くらいで許容範囲です。
全体はこんな感じです。A.P.C.に比べると、やや太めな感じはしますね。
生地はかなりゴツゴツとした凹凸がありますね。ザラザラ感もあって、いい意味で作業着としてのデニム感があります。この生地感は好き嫌いが分かれるかもしれないですね。
革パッチが普通のヌメ革じゃないところもアクセントがあって面白いです。直営店モデルは青色のちょっと錆びたような加工がされています。
あと、JBJといえば青い糸。最初はちょっと派手かなあ…と思っていたのですが、慣れてくるとスマートに見えます。
あと、JBJで評価すべきはコストパフォーマンスです。こだわりのセルビッジ生地を使っていて、シルエットにもかなり力を入れているにも関わらず、多くのデニムを16000円前後で買うことができます。限定モデルや特殊な生地を使ったデニムは2万円を超えますが、普通にシンプルで良質なジーンズが欲しいときはJBJ一択だと思います。オンスもシルエットも豊富なので、店舗に行けば、必ず気にいるモデルがあるはずです。それにしても、セルビッジでそれなりのシルエットのデニムなんて、普通は3万円じゃきかないのに、どうやってコストを抑えているのかとても気になります。
価格:19800円 |
4. A.P.CとJBJの比較
A.P.C.はとにかく上品でドレスウェアのような雰囲気が漂います。特に、リジットの頃はドレスコードも突破できそうなくらいの黒々とした光沢があります。また、よく計算された細身のシルエットがドレス感を際立たせています。サイズさえ間違わなければ、品のよさという点では右に出るものはない、という印象です。目立つところといえば、糸がゴールドなくらいで、バックポケットのステッチも革パッチもないので、匿名性が高いところもポイントですね。
JBJも、一般的なデニムと比べると、間違いなく上品です。ただ、展開されているモデルを見る感じ、誰にでも愛される高品質なデイリーウェアとしてのデニムを供給しているイメージです。ドレスコードは突破できないけれど、確実に「良いもの履いてるな」という印象を与えることができます。やはり、デニムの凹凸感や青みの強さはどこにでもあるデニム生地とは一線を画しています。コンビニにも行けるし、少し良いお店にも行けるし、旅行にも持っていける。そうして履き込んでいくうちに、少しずつ色落ちしていって、気がつけば白っぽくなっている。そんな感じで、気取らずに履けるデイリーウェアです。A.P.C.よりもシワが力強く刻まれていきます。
そもそもコンセプトが違う2つのブランドですが、比較してみると色々と違いが見えてきて面白いですね。
petit standard はこちら。
バナナ繊維の可能性―カンボジアのポーチとバナナのデニム―
突然ですが、Ashiというブランドをご存知ですか?
Ashiはバナナ繊維を加工してポーチを作っているカンボジア発のブランドです。実はここ、日本の企業なんです。カンボジアを旅行して初めて知りました。そもそも、バナナの繊維を加工して生地にするなんて、あまりに衝撃的でこれ買っちゃいました。
このポーチはだいたいiPhone 8と同じくらいの大きさです。コンパクトなので、僕はカードケースに使っています。また、耐水性もあるということで、多少に水に濡れても大丈夫のようです。何よりも、バナナペーパーは独特な手触りがとても魅力的で、「ゴワゴワしてるんだけど植物繊維の柔らかさもある」という不思議な触り心地です。本当にバナナからできてるんだなあ、ということを触るたびに実感させられます。
アップにしたところです。生地がゴワゴワしているように見えますが、独特の手触りで手によく馴染みます。でも、ガッシリしていて耐久性もありそうです。
Ashiは、kumaeという会社によって運営されているようです。
Kumaeはバナナペーパーの可能性に注目し、カンボジアの雇用機会の創出や貧困問題の周知に積極的に取り組んでいます。ファッションアイテムを買うとき、デザインの素晴らしさは一番の購買動機ですが、やっぱり今の世の中だと「エシカル」であることも考えたいものです。おしゃれなものや材質に優れたものは簡単に手に入ります。でも、せっかく選ぶなら、少しでも自分のお金が格差や環境の改善につながるものを選びたいですよね。
僕はこのポーチをシェムリアップのオールドマーケットにあるAshiの店舗で買いました。スタッフさんはカンボジアの方だったのですが、とても丁寧に熱心に説明してくれました。このポーチがすべてバナナから作られていること、バナナの木を加工することは難しいこと、とても環境に配慮していること、などなど。実際に、バナナの木から作られた繊維も見せてくれました。触ってみると、とてもふわふわです。日常的に目にするコットンのようで驚いた記憶があります。
カンボジアに行った際は、ぜひAshiを尋ねてみてください。壁を埋め尽くすポーチの数々に圧倒されること間違いなしです!カンボジアのお土産にも最適ですね。
ちなみに通販でも買えます。カンボジアまで行かなくても大丈夫です。
小さいポーチ (僕が買ったサイズ) は、850円で買えます。大きい方でも1350円とお手頃なお値段。デザインの数が多くて見てるだけでも楽しくなりますし、たくさんコレクションするのも楽しいかもしれません。コースターやペンケースも売っています。送料も激安です。ちょっとしたプレゼントにもおすすめです!
特に肌寒い季節は、南国カンボジアの風景を思い浮かべて少しだけ暖かい気持ちになれるかもしれませんね。
バナナコットンを使ったデニム
ふと思い出したのですが、バナナを使ったプロダクトは、デニムブランドのJapan Blue Jeansでも開発されています。
バナナでデニムを作ってみた – ETHICAL PRPDOCT – | デニム研究所
Japan Blue Jeansは海外展開が盛んなこともあり、もともとエシカルな製品に対するこだわりが強い傾向にあります。コートジボワール綿を使うところなんて、まさに環境と人道と品質へのこだわりを感じさせます。それでも、まさかバナナでデニムを作るとは!驚きです。
実際の製品はまだ見ていないのですが、写真を見る限り、かなりネップ感の強い生地ですね。店員さんによると、見た目の割に柔らかくてふわふわしているらしいです。独特な履き心地とのことです。
Ethical ストレート / 12.5oz コットンバナナデニム | デニム研究所 by JAPAN BLUE
いつか僕も買ってみたいところなのですが、お値段が若干高いところがネックでしょうか。やはり、環境に配慮した製品というのはコストが上がる傾向にありますし、値段の上昇は避けられないのですが、それでもやや高いかなあという印象です。でも、間違いなく面白い試みなので、買ってみたいところです。
ホイアン(ベトナム)観光をお勧めする理由!ランタンと旧市街、夜景がものすごいよ!
ニャンとゴロロが、大好きな街のひとつホイアン(Hội An)。
ホイアンはベトナム中部に位置する、歴史ある港町。ホイアンの古い街並みは世界遺産にも登録されていて、ベトナムの人気観光地のひとつです。国際空港のあるダナンから、車であっという間に行けますよん。アクセスも良好✌︎('ω'✌︎ )
さて、ホイアンの何がそんなに好きかって?!
それは、ランタン!!!
ホイアンといえば、ランタン!!!
旧市街の趣きある黄色の建物に、カラフルなランタンが美しく映えます。
すすすすす、すてき!!!!
南国ムード満載のお花や植物が街中にいっぱい溢れてるのも良いですね。色鮮やかで、迫力があります♡
旧市街とその周辺のいたるところに、ランタンが吊るされています。通りにも!お店にも!レストランにも!ホテルにも!
ランタン!!!
ランタン!!!
色とりどりのランタン!形もいろいろ♡
ランタン!!!
ランタン!!!
ランタン!!!
31ランタン発見しました!笑 企業のランタンもあるんですね!
そして、日が暮れるとランタンに明かりが灯ります!
ホイアンは昼も素敵ですが、夜はもっとやばいんですよん。こんな幻想的な光景が広がります!もうこの世のものとは思えないレベル笑 最高すぎですよん。
ランタンの灯りが川にキラキラと映り込んで美しいですね。川には紙製のホルダー(?)に載ったキャンドルも浮かんでいます。綺麗ですね!
さて、この川に浮かんでいるボートは乗れます!(有料)
岸辺に近づくと、船の人が「ボートに乗らないかい?」って簡単な英語で声をかけてきますので、乗船時間と値段を交渉してぜひ乗ってみましょう!ボートを漕ぐのは、ベトナムのかたがやってくださいますよん。
わりとしつこく勧誘されるときもあるので、乗りたくない場合は、「もう前に乗りました」って笑顔で断るとだいたい折れてくれます笑
船から両岸を見るとこんな感じですよん!絶景です!このボートおすすめです!!
私たちは2018年に乗りましたが、2019年にまたホイアンを訪れたときにはボートのLEDがゴージャスになっていましたよ笑 個人的には前のバージョンの方が好きですね笑
LEDちょっと盛り過ぎ感が…笑 ミニランタンとかハート型とか可愛っちゃ可愛いですけどね笑
ホイアンでは、夜になるとナイトマーケットが開かれるんですがこのナイトマーケットの活気がものすごい!夜のランタンの光景とナイトマーケット目当てに観光客でごった返します。
かわいいお土産も揃ってます!お土産用ランタンも買えます!もちろん、我々も自分たち用に買いました笑 写真のように、折り畳み収納ができますよ。現在、我が家に飾ってます笑
普段からランタンが美しいホイアンの街ですが、さらに月に1回ランタン祭も催されていますよ!(せっかくのタイミングに、まさかの食あたりで行けませんでしたが。)
ランタンの美しい街ホイアンにすっかり魅了されちゃいましたん✌︎('ω'✌︎ )
が、もちろんホイアンの良さはそれだけではありません!
ホイアンには、魅力がたくさんあるんです!!
- 超絶美味しいバインミー屋さんがある!
- 旧市街に歴史的な建築がたくさん!フーンフンの家など。
- ホテル安めなのに、リゾート感たっぷり!プール付きホテルでリラックス。
- スパも最強!
- お洒落なカフェもいっぱい!
- オーダーメードのショップもたくさん!
関連記事
- ミーソン遺跡(世界遺産)も近い!
乃木坂のMVのロケ地!
などなど!
随時、大好きなホイアンについて、記事を書いていきたいと思ってます。
ベトナム中部に行くときは是非ホイアンにも足を運んでみてください!本当に、おすすめですよ!!ホイアンは長期滞在でも全然飽きないで楽しめると思います!
※上記はすべて、コロナ流行が始まる前の、2018年•2019年当時の情報と写真ですよ。今はもう変わってしまったこともあるかも…(涙)
行きたい!ホイアンにまた行きたい!!!うずうずうずうずうずうずうず。
ゴロロ
ベトナム柔軟剤を探してーベトナムダウニー「サンライズフレッシュ」大ボトルを買ってみたの巻き。
ベトナムでランドリーサービスを利用すると(ホテルのランドリーサービスでも街中のランドリー屋さんでも)ものすっごい柔軟剤の香りがする衣類が返却されます。
カンボジアでもそうでしたが、東南アジアの柔軟剤めっちゃ良い匂いです。ただ匂いがものすっごく強い!
最初は匂いが強烈すぎて面くらいました。日本に帰って何度か洗濯してもほのかに匂いが残ってるレベルです。
でも、気付けばいつの間にか…だんだんとあの匂いのとりこにwww
この夏、あの強烈な柔軟剤の香りが恋しくて、ベトナムダウニーをAmazonで購入しました!Amazonなんでも売ってるんですねw
意外とレビューが多くてビックリ!(しかも、高評価が多い!)ベトナム柔軟剤マニアがたくさんいるのかと驚きましたが、まさかそうではなくて、ダウニー柔軟剤の愛好家の方々が買われているみたいですね!なるほどなるほど!
こららのファミールコレクション詰め合わせ12個セットと、写真に撮り忘れたんですがパルファムコレクションというシリーズの詰め合わせ12個セットを購入しました。
一回分が小分けになっていて便利です!ちょっと珍しいものですし、友達にプレゼントしたりも良いかも。
液体のままだと、日本で売られているダウニーよりもやはり匂いが強いです。
しかし、規定量通りに使用するとどうも香りが薄いんですよね_(:3 」∠)_ベトナムっぽくないを通り越して、外干しするとかなーり香りが飛んで薄くなってしまいます_(:3 」∠)_
それに、夏場の洗濯のペースだとあっという間に小袋を使い切ってしまう…。
もうちょっと贅沢に使いたいなあと思って、大ボトルを購入することにしました。
ちなみに、小袋を全種類使用してみても、ベトナムのランドリーサービスの柔軟剤がどれだったのか分からなかったのですが、「サンライズフレッシュ」が近いような気がすると思ったので「サンライズフレッシュ」の大ボトルを購入してみした!
まあそもそもダウニーじゃないのかも知れません。笑笑 コンフォートという柔軟剤も有名みたいです。
大ボトルはなんと!
4リットル!狂気の大容量!!
スーパー大容量!!!巨大すぎ!!!
今までの人生で買った柔軟剤で断とつに大容量ですwww
あまりにも重いので、偶然うちにあったレノアの普通サイズの空き容器に詰め替えて使ってます。
規定量よりも少ーし多めに入れると、薄すぎず強すぎず良い感じに匂いが残ると思いますよん!あんまり入れすぎちゃうと日本ではスメハラになりそうなので、加減が大切です!!
夏の暑い日にベトナムダウニーを使用した洗濯物を干すと、ベランダがベトナムの香りになって楽しいですよ✌︎('ω'✌︎ )笑
ゴロロ
初心者による、ウツボカズラ(ネペンテス)の日々のお世話。水やり、葉水、葉焼け対策。
gororo2nyangororo.hatenablog.com
我々の、ウツボカズラ(ネペンテス)ちゃんの日々のお世話についてご紹介します。
初心者には水苔を使った栽培がおすすめだということなので、うちも水苔を使用しております。ちなみに、容器は百均です。最近の百均っておしゃれなものが売ってますね。
こんな感じの容器を重ねてます。
ウツボカズラちゃんの水やり
水苔が乾いてきたら水やりのサイン。水苔は乾燥すると白っぽくなってきます。
写真のように、容器に水を満杯になるまでそそいで、数分から数十分放置。水苔が水を吸います。
この外側の容器、穴は開いてないのに水漏れしますwww謎www百均めwww
その後、内側の容器を取り出して、何回か軽く振って水をきります。
外側の容器に残った水は捨てますよん。
そして、元の状態に戻します。ウツボ(袋)を挟まないように注意!_(:3 」∠)_
季節によって、水やりの頻度は変わってくると思います。真夏は毎日やってましたが、最近は数日に1回ぐらいですかね。
ウツボカズラちゃんと葉水
ウツボカズラちゃんは湿度を好むそうなので、毎日スプレーで水を優しくかけてあげて、葉水をしています。ウツボ(袋)にもしっかり水をかけてあげてます。
/しっとり!\
ウツボカズラちゃんには虫も肥料も不要
肥料は不要です。ハーブ類には定期的にハイポネックスをあげたりしていますが、こちらは一切合切NO肥料。
水苔に含まれるごくわずかな養分だけでバッチリだそうです。
むしろ肥料あげちゃうと、ウツボ(袋)をつけなくなっちゃうんですって。虫を捕まえて栄養を得るためにウツボ(袋)をつけるから、肥料で栄養を得てしまうとそうする必要がなくなってしまうそうですよ。植物って賢いですな。
ちなみに、餌として虫をあげる必要もないですよ。我々も1匹も虫あげていないし、マンションのベランダなんで、捕まえているところもみておりませぬ。
太陽光とお水だけですくすくと成長しますよ。
ウツボカズラの専門的な栽培家の方は、餌をあげたりされているようですが、初心者はしないほうが無難だと思います。ウツボはデリケートみたいです。
ウツボカズラちゃんは真夏の直射日光には注意
今年の夏は暑かったですね。
昼間の直射日光が強すぎて、葉っぱが黄色く変色してしまうようになったので、午前中だけ外で日光浴させてやり、昼間は室内の窓際に避難させてやりました。真夏の直射日光は、葉焼けしてしまうので要注意です!
ウツボカズラちゃんの冬越しについて
そろそろ冬越しについても考えないといけません。おそらく、室内に入れて工夫することになるでしょう。
またこちらでご紹介できたらと思います。
ゴロロ
VIFONの蟹ヌードル(バインダークア)が意外と美味しかった件。【ベトナムインスタントフォー麺感想】
VIFONのbánh đa cuaをゲットしました!
VIFONのインスタントフォー。手軽に美味しいインスタントフォーが食べられるので大好きなんですよ!
こちら、定番のフォーガー(鶏のフォー)とフォーボー(牛のフォー)。
鍋いらずで、ボウルさえあれば調理できる手軽さも良いですね!
VIFONのインスタントフォーを初めて買ったのは、ベトナム、ダナンの大型スーパーでした!
カップ麺のVIFONフォーも売られていましたよ。カップ麺なら、ホテルの部屋に備え付けの電気ケトルでお湯を沸かしてそそげば、ホテルの部屋で食べられますよん。カップ麺には小さい折りたたみフォークも付属してますよ。軽食やお夜食におすすめです!
ビールのおつまみにも♡
袋麺は、ばらまき土産にも良いですよ!
思えば、食あたりになってホテルの部屋から出られなくなったとき、そんなわたしを救ってくれた食べ物の一つはVIFONのカップ麺でした…。恐怖のベトナム食あたり編は、今度また記事にまとめたいと思います。本当に恐ろしい食あたりでした。
そういえば、おなじみ日清のヌードルもベトナムのスーパーでたくさん売られてましたよ(2019年当時)!パッケージわりと違うんですね。日本で買うよりめっちゃお安い!
さて、そろそろ本題に!
今回、VIFONインスタントフォーの珍しい味を発見しました!場所は日本のベトナム食材店さんです。
これは…そもそもフォーではなさそうですね。初めて見る料理です…ベトナムでも見なかったぞ(気付いてなかっただけかも)笑
とりあえず、近場のベトナム料理屋さんでは見たことのないメニューです笑
とりあえず、ジャケ買いだぜ!笑笑
袋には、
英語 instant rice pancake crab flavor
ベトナム語 bánh đa cua
と書いてあります。
蟹。蟹ですね!蟹フレーバーのヌードルですって!!🦀🦀🦀
いざ、食べてみましょう!まずは、袋を開封してボウルに麺やスープの素を入れましょう!
んん?!なんか麺が黒い?焦げ茶?っぽい!!wwwなんて色だwww
お湯を入れて待ちます。
そして、3分後…。
えええwwwなんか美味しそうじゃないwww
とりあえず、フォーっぽい簡単な具を載せてみます。※フォーではない。
モヤシと、セブンイレブンのサラダチキンをターメリックで色付けしたもの。
さて、おそるおそる実食。がくぶる。
ん?!!
まさかの、美味しいーー!!!!
bánh đa cua美味しい!!♡見た目とは裏腹に美味しいぞ!!!
蟹の風味が良い感じです!!
黒っぽい麺は、特に味がするわけではないようです。
普通にうまし!幅広麺で不思議な食感です。
蟹風味とマッチして、ムシャムシャ食べてしまいます。また買いたい!!
ググってみたら、bánh đa cuaはベトナム北部ハイフォンの名物料理みたいですね。サトウキビが麺に練りこまれてるため、麺が茶色っぽいらしいです。なるほどなるほど。いつか、ぜひ本場で食べてみたいものです。
ゴロロ
秋まきパクチー成長日記①本葉が出ました編【随時更新中】土と水耕栽培!
無事に発芽した、秋まきパクチーちゃんたちの成長日記ですよん。
発芽編はこちらです。
gororo2nyangororo.hatenablog.com
ゴロロの気まぐれで写真を撮ってるので日にちの間隔がバラバラでございます。
ベランダ土組
10月1日
小さな可愛い本葉が見えます。
2日
4日
本葉が大きく成長してきましたよん。
5日
遠目にみても、本葉のわさわさ感が分かりますね。青々しい!
パクチーっぽくなってまいましたな!
9日
もりもりに茂ってきました!が、一部に変色が現れるように_(:3 」∠)_そろそろ、さすがに間引き(つまみぐい)しなきゃですかね!
12日
こ、これは!パクチーです!本葉がわさわさしてきました!ベランダにパクチーがあります!歓喜!!
そういえば、まだ間引いていません。早く食したいですね。
16日
この日の夜、間引きがてら、ついに実食♡
ブンボーに入れてみました!ついでに、ミントも入れてみましたよん。美味しい!!
うーん、完全に間引き足りないですねww
23日
育ってはいますが、あんまり大きくなりませんな。ちょっと倒れちゃったのもあるし。
やっぱりもっと間引かないとね…でも、なんか勿体なくてあまり手をつけれず_(:3 」∠)_笑
水耕栽培スポンジ組
10月1日
こちらは、徒長してヒョロヒョロ。なんとか本葉がでてきましたよ。
土に植え替えようかと考えていたのに、意外としっかりスポンジに根付いてたようです…。
根を傷つけそうだし、植え替えは難しいかなあ_(:3 」∠)_
2日
4日
5日
なんとか本葉が成長してはいますが、ヒョロヒョロで貧弱な姿_(:3 」∠)_
9日
なんとも弱々しいお姿_(:3 」∠)_
スポンジ組、ある程度の大きさになったら全部食べちゃおうかな。
12日
うわあ。ベランダのと全然違うよ:(;゙゚'ω゚'):
16日
収穫量はとても少なかったですが、美味しくいただきました!スポンジ組の記録はこれにて終了です_(:3 」∠)_
ゴロロ
ベトナム (ホイアン) でレザートートバッグをオーダーメイド!
ベトナムは実は革製品のオーダーメイドが盛んで、特に中部のホイアンという町ではレザーショップが乱立しています。今回はそんなホイアンで2019年の春にレザートートをオーダーしたときの話です。ホイアンに行くことがあれば、ぜひ参考にしてみてください!
安かろう悪かろうだと思ったら、想像以上のクオリティに驚きを隠せませんでした。
何をオーダーしたの?
このトートをオーダーしました。縦型のトートです。
通勤にも使えそうな容量があるトートバッグを探そうと思うと、どうしても横型のものが多くなってしまうんですよね。横に広いタイプのトートはたくさん物を入れることができるので、ちょっとした出張などにはとても活用できます。でも、街中で肩がけして使うときは、ちょっと人とぶつかりやすいし、肩がけのままで荷物を探しにくいこともあります。特に、エスカレーターに乗るときなんて結構気を遣います。
さらに、レザーのトートが欲しかったので、さらに選択肢は狭まります。外側にポケットなどの装飾が使われておらず、かつ柔らかいレザーではなく、型崩れしにくい強靭なレザーを使っている商品……となると選択肢は一気に狭まってきます。レザーだとお値段もなかなか高級になってくるので、だいたい3万円以上くらいが相場中かなあという感じです。
このままじゃ縦型のトートが買えないと思い、ベトナム旅行のついでにオーダーすることを思いつきました。今回の滞在先のホイアンは、オーダーメイドの町としても有名です。シャツやブラウス、靴やサンダル、バッグ、財布などの服飾品を自由にオーダーすることができます。特に、シャツやスーツ、ブラウスなどの服は、Yalyというお店がとても強いです。その分、お値段もベトナム以上なので二の足を踏みますが、店内のサンプルを見てみると非常に高品質ですし、サイジングやお直しもかなり厳密にやってくれます。
今回はトートバッグをオーダーしたかったので、Yalyには行かずにBuffalo Leather Shopというお店に行きました(※なぜか「バッファローリーダーショップ」となっているのですが、「レザー」です)。
他にもFriendly Leather Shopなどもありましたが、系列店でサンダルをオーダーしたこともあり、別の店でチャレンジしてみることにしました。
オーダーの雰囲気
まず店内に入るとすかさず、おばちゃん二人が威勢よく飛びかかってきます。英語で「何がほしいのか?」「何でも作れる」「店内のものも作れるし、ググった画像でも作れる」などなど、色々と言ってきます。この辺はベトナムのスタンダードなので、こちらのペースで落ち着いてトートバッグが欲しいことを伝えます。すると、おばちゃんたちがいくつかサンプルを見せてくれます。それをもとに、縦はもう〇〇センチ欲しいとか、横をもう少し削ってほしいとか、中にポケットを付けてほしいとか、色々と要望を言っていきます。こちらが言ったことを、おばちゃんたちはオーダー用紙のようなものにメモしていく、というのが基本的な流れです。常識の範囲内であれば、だいたいなんでも作ってくれます。本当はこのやり取りなども写真に撮りたかったのですが、勢いに圧倒されて撮る暇もありませんでした。
こんな感じでバッグのサイズやポケットなどについて決めていった後に、どのレザーで作るかサンプルを見せてくれます。が、このサンプルの数が膨大。革の切れ端を100種類くらい見せてくれます。あれはさすがに面食らいましたね。基本的に黒系と茶色系が多かったのですが、赤や緑、青などのカラフルな色もありました。決めかねて困っていると、おばちゃんたちはこの中に好きな革がないと判断したのか、ぼくを裏側の倉庫のような場所に引っ張っていきます。すると、そこには先ほどのサンプルを越える数百のレザーのサンプルが。多すぎて決められないと伝えると、おばちゃんは「男ならこれだよ」と厳ついレザーを見せてくれました。確かに雰囲気は抜群だったので、おばちゃんに勧められたレザーでトートを作ることにしました。
次に、ベトナムではおなじみの値段交渉です。おばちゃんたちは、まず80ドルくらいの金額を提示してきました。基本的に、ベトナムでは少なくとも2割から3割値切ることができます。半額くらいまで下がることも珍しくありません。なので、当然のごとくもう少し安くならないのか、と尋ねます。ですが、おばちゃんたちは値段を下げません。逆に「ジッパーはYKKを使っている」「革の品質を見てみろ」「オーダーだぞ」と、いかに品質が良いかアピールしてきます。そこまで言うなら、とほぼ値切らずに支払いを済ませました。クレジットで支払いました。
ベトナムショッピングの基本ですが、クレジットで支払うときは店員さんが値段を見せてくるので、しっかり確認したほうが良いです。ベトナムドンは桁が大きくなりがちなので、ついつい面倒になってしまうのですが、10万ドンが100万ドンになっていたりする場合もありますからね。10万ドンなら500円程度ですが、100万ドンだと5000円くらいになります。
支払いを済ませると、受取日時と値段を書いた領収書を渡してくれます。ぼくは滞在日に余裕もあったので、2日後の受け取りにしましたが、急げば翌日などにも作ってくれるみたいです。あと、ホイアンの旧市街近辺であれば、ホテルに届けてもらうこともできます。
という感じで、トートバッグが作られることになりました。
トートバッグの仕様について
できあがりはこちら。先程の写真です。
かなり良くないですか?革の雰囲気が伝わるでしょうか。かなり染めムラのある茶色で、濃いブラウンから薄いブラウンまで全体的にワイルドな印象があります。ですが、革の質感はスエードのように柔らかく、ふわりとした触り心地です。起毛っぽいような粉っぽいような感じもしますね。色が均一ではなく、まさにハンドメイドという感じがします。でも、色自体の落ち着きもあってか、持ってみるとあまりカジュアルな印象は受けません。ビジネスカジュアルにもマッチしそうな雰囲気です。近くで見るとかなりシックに見えます。
中はこんな感じです。
中には小さめのポケットが2つ、それからジッパー付きの大きめのポケットを1つ。本当は大きめのポケットが1つだけだったのですが、それを小さいポケット2つに分割してもらいました。それから、ジッパー付きのポケットはタブレット用につけてもらいました。そして、中もスエードの革が使われていてふわふわです。最高です。手を入れるたびに、レザーのふわふわ感に包まれます。
これ、わかりますか?職人さんが革に線をひいた跡が残っています。持ち手をつけるときに、きっと目印をつけたんでしょうね。
縫い糸もしっかりしていますし、とにかく頑丈です。これで8000円程度だったら格安だと思います。
ただひとつ問題が…
完璧なトートなのですが、実は少し問題があります。色落ちです。なぜかわかりませんが、異常なくらい色落ちするんです。白シャツが茶色に染まるくらいしっかり色落ちします。買ってから1ヶ月くらいは肩掛けもできず、常に手持ちでした。トート自体にまあまあな重さがあるので、Macbook Airを入れるとなかなかの重さに。
買ってから数ヶ月は時折、柔らかい布で拭いたりしていました。その成果が出てきたのか、ここ最近は防水スプレーを軽くかけると色落ちはなくなりました!白シャツ以外になら、肩掛けでも十分に使えそう。
ということで、オーダーするときは必ずどれくらい色落ちするか尋ねてみた方が良いです。本当のことを言ってくれるかはわかりませんが。
まとめ
ホイアンでオーダーしたトートは、とてもお得でした!ベトナムに滞在していると、8000円なんてあまりに高価で買えなくなってしまうのですが、その価値は十分にあります。そもそもオーダーメイドですし、レザーの厚みに加えて、中もスエード素材を使っていて、8000円というのは日本だとありえない価格です。品質の話をしてしまうと、やはり日本の方が良いですし、染色もしっかりしています。
それでも、このトートから漂うラフで雑な感覚は、日本にはないものです。分厚いレザーにベトナム人のライフスタイルが詰め込まれたような感覚を味わせてくれます。このレザーがどんなふうに育っていくのか、今から楽しみです。